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注意事項です。
ここでは 9-nine- シリーズの総括 について書いていきます。
また 9-nine- ここのつここのかここのいろ (以降 1 作目)
9-nine- そらいろそらうたそらのおと(以降 2 作目)
9-nine- はるいろはるこいはるのかぜ (以降 3 作目)
9-nine- ゆきいろゆきはなゆきのあと(以降 4 作目)
そして 9-nine- 新章 (以降+α)はそれぞれ()内の
表記となります。そして+α以外の内容は
ネタバレ
が
それなりにありますので、そこはご了承ください。+αの
部分については大幅な
ネタバレ
はない形としていますが全く
ない訳ではないのでそちらも注意してください。また+α
以外のゲームのレビューはそれぞれありますので、詳しい
内容が知りたい場合はそちらの方を見てください。それでは
そろそろ具体的に書いていきます。
目次
1、最初は 4 作品のみの感想。
2、次は+α単独の感想です。
3、では+αを加えたトータルの感想は?
4、このシリーズの魅力は?
5、お前の一番好きなヒロインは?
6、じゃあ、一番好きな場面は?
7、まとめ
8、最後に
最初は 4 作品のみの感想。
まず、4 作品を全てクリア後に思った事は「都が割りを食った」
ですね。まあ、これは構成上仕方ない部分もあります。ですが
例えば天はどの作品でもそれなりに出番があった気がしますし
春風も 2 作目でそれなりの顔見せから 3 作目のメインという
形で、希亜は 3 作目で少し素顔を見せての 4 作目でした。
一方で都は 1 作目以降はそこまで出番が無かった印象です。
都がかなり好きだった私はここは残念だと思っています。ただ
それ以外に明確な欠点が浮かばないですね。まあ、4 作目が
それまでと比べて重めですがああやって一度ハッピーエンドを
見せてから絶望を叩きつけてから更にその下まで叩き落として
からヒロイン 4 人との絆はまだあると確認出来る流れは熱く
感じました。また。あの場面の音楽も良いんですよね。その
前の Squall も抜群に良かったですが、それを超えたと私は
感じています。後、私は 1 作目も結構好きなんですよね。
ああ、もちろん伏線や謎を続編にぶん投げたのでその部分は
評価してないですよ。ただ、都と翔の恋愛描写…というか
告白シーンは全ヒロインの中で一番好きですね。翔君が半ば
ヤケになってはいましたけど、自分の情けない所まで含めて
自分の気持ちを自分の言葉で都に打ち明けた所は不覚にも
グッと来ましたね。思えばここから翔君は童貞丸出しでも
カッコいい主人公でしたね。まあ、何だかんだ書きましたが
十二分に楽しめたゲームでしたので、プレイした事は後悔
していないです。
次は+α単独の感想です。
「不満点はあるが、個人的に気になっていた部分を描写して
くれたので満足はしている」ですね。都の不遇な部分を少し
フォローして、4 作目のレビューで書いていた「高峰が与一に
向ける感情…というか考え方」の部分も描写されていました。
ただ、与一周りの描写は明らかに尺不足を感じましたね。それ
だけでなく各ヒロイン達のエピソード周りも少し足りないと
思います。恐らく各ヒロイン達のエピソードが 30 分ぐらい
しかないからそう思うので、この倍の 1 時間ぐらいにして
最初のエピソードを追加で 30 分ぐらい描写してくれたら
私の不満点はある程度潰せたと言えます。この状態で更に
与一周りの描写を加えた新たなる枝を 1 時間ぐらい描写
してくれたら値段がたとえ 3 倍でも私は喜んで買います。
ああ、Hシーンに関しては確かに欲しくないと言ったら嘘に
なりますが、こちらは仮に無くても上の条件を満たせるなら
私は無しでも問題ないです。後、最後にエンディング曲の
InFINITE Line 〜Grand ver.〜 がヤバすぎました。本当に
この曲だけでも+αを買った価値があった…は流石に少し
言い過ぎかもしれませんが
素晴らしい曲
だと断言します。
私はナインのこれまでの想いとこの先の未来が幸せである
事を祈った歌だと認識しています。そしてこの曲が流れた
後に表示される一枚絵を見て 9-nine- シリーズの終わりを
実感しましたね。
では+αを加えた感想は?
単純に面白かったですし、4 作品と+αまでプレイして後悔
しなかったゲームでした。通常のレビューとしての評価なら
総合点数
85点
で個人的評価は
A
にしていると思います。
ただ、面白くなって来るのは 2 作目の終盤 〜 3 作目に
かけてになるので、私みたいに都と翔の恋愛描写が良いと
感じなければ、面白くなるまで退屈な時間が長く続く事に
なるのは欠点と言えるかもしれないですね。それと 4 作目の
終盤。具体的に言えばヒロイン達が殺される辺りはこれまで
プレイしてきた内容より重いので、こちらもキツく感じる
人もいるかも知れないです。ただそれらを差し引いてもこの
シリーズは
トータルで見れば
問題なく
名作
と評価していい
ゲームです。
このシリーズの魅力は?
総合力
ですかね。もしくは
音楽
といってもいいかもしれない
です。好き嫌いはあれどキャラクターの魅力を引き出して
場面にあった音楽を流して、グラフィックで各ヒロインの
可愛さを見せる。その上で残酷さも完全ではないとはいえ
表現していました。シナリオも 1 作目はイマイチなのですが
2 作目は何とか及第点。ただ、これらも今後に生きてきますし
3 作目は
良作
でした。そして 4 作目でこれまでの積み重ねを
含めて
名作
レベルになりました。そして+αで 4 つの各作品で
少しだけ足りなかった部分を補足して、シリーズを完結へと
導きました。それらを考慮した場合。私の感覚では欠点だと
いえる項目がないんですよね。色々と考えた時にこのシリーズ
よりシナリオを評価しているゲームもありますし、それは音楽
でもグラフィックもそうです。キャラクターもあります。ただ
それらのゲームにはそれぞれ欠点に近い部分があったりします。
例えばシナリオはいいけどグラフィックが少し劣るゲームとか
キャラクターはいいけどシナリオが面白くないとか。音楽や
グラフィックは文句ないけど他がイマイチ。といったように
良い部分もあれば明確に悪いとは言えないけど良い部分と比較
した場合にそれに劣る部分があるゲームばかりです。それらと
本シリーズを比べると、どの項目でも水準以上。やや弱いかと
思われたシナリオも
積み重ね
と+αの補足で欠点とまでは
言えないレベルになりましたので。まあ、そうは言っても
初回プレイ時に 1 作目や 2 作目の終盤まで物足りなさを
感じる人がいてもおかしくはないです。だからこそ音楽も
候補にあげた訳です。こちらは 1 作目から良いと評価して
問題ないです。その 1 作目のオープニング曲でもあった
ReAliZe のピアノバージョン。こちらは 2 作目だけでなく
3 作目でも良い BGM として評価できます。そしてそれに
負けないぐらい各作品で良い BGM がある所も良いですね。
そして+αの最後に流れる InFINITE Line 〜Grand ver.〜
ですよ。4 作目を終えた時点で DEAR MY WAKER 以上の曲は
ないと考えていましたが、その考えをぶち壊しましたね。
それほどに良い曲です。特にあの映像でこれまでを振り返り
ながら歌詞を聞いて染み入る。ここまでこのシリーズをプレイ
して来た人はきっと心を動かされたはずですね。
お前の一番好きなヒロインは?
天です。ただ
恋愛描写だけ
なら都の方が確実に良かったです。
1 作目を最後までプレイ出来たのは
都が可愛かったから
が
8 割の理由です。だからこそ最初の枝の石になったあの結末は
キツかったです。でもそんな結末があったからこそ次の枝で
都とすれ違わずに結ばれた形は嬉しかったです。また+αで
最初の枝にもフォローが入ったのもいいですね。ただ、それ
なら天の方も…と思ってしまうのはワガママですかね?…
ああ、春風や希亜も決して問題がある訳ではないですよ。
それぞれがメインヒロインになる 3 作目と 4 作目での描写は
彼女達の魅力を十分引き出していました。春風が翔の為に一歩
踏み出して自らの殻を破ったシーン。4 作目のこれまで自分が
「そうあるべき」と思い込んでいた姿。それが翔と交流する
事で少しづつ変化して、翔の前では本来の自分もみせられる
ようになった。そんな翔のために奮闘したあのシーンも本当に
良いです。それでも、私は都と天の方が好きなんですよ。特に
天はメインヒロインとなった 2 作目以外でも翔との会話の
掛け合いは長年の関係性の良さが出ていましたね。個人的には
3 作目で春風が天に翔の事を相談する時に「でも、天さん……
お兄さんが、女の子と付き合うの……大丈夫、ですか?」と
春風が言ったシーンの後に天が小声で喋った所は 2 作目を
プレイしている人には色々と思う所がありますね。そして
その後の天と翔とのやり取りも天の良さが出ていました。
ここも好きですね。
じゃあ、一番好きな場面は?
4 作目の偽エンディング後、絶望に叩き落とされてから流れる
Squall でぐちゃぐちゃにされてからどうあがいても上手く
いく枝を見つけられずヒロイン達を殺されてもう一段下に
落とされる。その後にもう一度立ち上がり mile likelihood が
流れ「俺がしてきたことは、なにひとつ、無駄じゃなかった」
と言ってからの最終決戦。これまでの経験と覚悟を持った翔の
無双。そして与一の本心とも言える叫び。そして表に現れる
イーリス。そのイーリスの全ての枝を繋ぎチャンスを作った
後に流れる歌唱付きの DEAR MY WAKER から最後を決めた希亜。
そして全ての枝でイーリスを消滅させた後に DEAR MY WAKER の
ピアノバージョンが流れながら各ヒロインやレナに高峰との
会話。翔からナインへの頼みと、この枝でのソフィーティアと
翔の最後の会話。その後にこの枝の記憶の一部を受け取った
翔と希亜を含めた各ヒロイン達との会話。ここまでの流れに
シリーズのこれまでの
積み重ね
が詰まっています。だから
こそここが一番好きと答えざるをえないですが、この答えだと
ありきたりなのでそれ以外で考えると、1 作目のレビューで
書いた翔が都へ告白するシーンか 3 作目のファミレスで高峰と
ゴーストに翔が天に怖い目にあわせないでくれと頼むシーン
ですね。このシーンでは 2 作目のオープニング曲のピアノ
バージョンが良い味をだしてます。翔が天に対して 2 作目
以外では絶対に認めないですが、天を本当に大切に思って
いる事を感じられるシーンでしたね。ここは。
まとめ
最後で色々と売り方に問題があったり+αが全年齢版しか
2025 年 7 月の段階では発売されていなかったりと作品外の
部分でケチがついた所はあります。それでも本シリーズは
2010 年代後半 〜 2020 年前半を代表するゲームと言っても
過言ではないです。私はシリーズが完結してから大分時間が
経ってからプレイしました。それでも何度も書いているように
プレイした事を後悔しない面白いゲームでした。それだけは
間違いない事実ですね。
最後に
スピンオフが発売されるらしいけど色々と考えさせられる…
この内容に関することはこちらのweb拍手からどうぞ。
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